上州随筆俳句

 長くアマ無線をやってきましたが、一昨年、電信愛好家のためにパソコンによる電信自動送信装置「CWBOARDKK」を作りました。
 本ブログには、アマ無線の活動及び古稀世代の色々な方面について、感じたままの随筆と俳句が書いてあります。
 

装いマジック

 ネットを検索していたら、画面の横に、超魅力的な脚が見えた。
 これは無視する訳に行かない。 
 スカートの宣伝らしい。ミニスカートである。
 ジーンズと言うのか、ジーパンの布地で作られたミニスカートで、所々、破れて穴が開いている。
 勿論、メーカーが故意に破いて作った穴だろう。
 ところで、私は、生まれて、この方、ジーパンなるものを穿いた事が無い。
 中学生の頃から流行り出したと思うが、当時、ジーパンを穿くのは、不良少年少女ばかりだったのだ。
 それで、その刷り込みがあるから、もう、ずっと、ジーパンは穿いていないし、未だに、穿く気は無い。
 でも、ジーパンは穿かないが、退職してから、木綿のズボンは愛用している。
 価格が安くて、丈夫だし、破けても汚れても余り気にならないからだ。
 さて、ミニスカートを穿いたモデルさん、脚が、とても綺麗だ。
 今の若い人は、私の時代と違って、余り座る事が無い生活の故か、その脚に大きな膝頭が殆ど見えない。 
 思えば、不思議な脚だ。 
 私の膝頭は、脚からポコンと飛び出ている程だ。見栄えは良くないが、大きな膝頭で、まあ、太い骨だから、丈夫な事は間違いないと思う。
 私の母親も、大きな膝頭を持っていた。
 昔の人は、小さい頃から、毎日、色々と労働したから、負荷が掛かり、それで膝関節が太くなったと、推測される。
 小さい頃、自宅近くの米軍キャンプに遊びに行ったりすると、金髪のお姉ちゃんが半ズボンとランニングシャツで遊んでいたが、思い出すと、その脚が、やはり、膝頭が無かった。
 子供心にも、鮮明に記憶されていますが、すらりとした、白い脚だった。 
 戦後の日本人、生活様式が変わると、忽ち、その体形、スタイルも変化するようですね。
 環境の変化は、想像以上に、人間の体形に大きな影響を持っているようです。
 白人、黒人、アジア人と言うけれど、人種は、意外と、それほどの差は無いのかも知れませんね。
 さて、ミニスカートのカタログに戻りましょう。
 私が気に入った、ミニスカートの名前は、ペンシルスカートと言うようです。
 薄い青の軽快な感じです。
 前から見た姿は、いくら見ても飽きない位、魅力的です。
 それではと、次の画面をクリックしたら、後ろ姿です。
 見た瞬間、驚きです。
 後ろから見ると、私の期待を、全く、裏切ったものになっていました。
 このペンシルスカート、後ろは、単なる半ズボンでした。
 これは・・・、ひどい、有り得ない反則です。
 ええ、レッドカード、退場ものだと思います。
 折角、前から見て、小さな私の胸を時めかせたのに、その期待は見事に外されました。
 うーん、このデザインを考えたのは、間違いなく、女性のデザイナーだと断定出来ます。
 男性のデザイナーならば、間違っても、いや、死んでも、こんな事はしない筈です。
 前で、男を思いっきり、惹きつけておいて、後ろに来たら、途端に、男に背負い投げを食らわして居るのです。
 これは、世の善良な男に対する、フェアなデザインとは、全く以て、言い難いです。
 男を惹きつけたら、最後まで、惹きつけたままにして欲しいものです。
 そこで、私からの、貴重な提案です。
 このミニスカート、後ろが半ズボンになってる理由は、超ミニだと、色んな場面で、男の視線を気にしなくてはならないので、煩わしいからと思われます。
 それ故に、気にしないで動作出来るように、後ろ側だけを、敢えてズボンの形にしたのだと思います。 
 それは、私も、非常に、よく理解出来ます。 
 でも、それで多くの男は、死ぬほど絶望しているのです。 
 その絶望を救うために、是非、後ろ側も、ミニの布で、同じように覆って下さい。 
 そうすれば、前も後ろも、素敵なミニスカートに見えて、尚且つ、男の視線も気にしないで済む筈です。
 これにより、女性の不都合も無くなり、男性の夢も破壊されません。
 メーカーさん、是非、私のデザインに変更して下さるよう、お願いします。
 製品名は、ペンシルスカートなんて変な名前で無くて、ZYOSYUスカートが良いかなと思います。
 そうすれば、このミニスカート、もっと沢山、売れますよ。
 後はですね、ミニスカートの左右サイドに、大腿辺りになりますが、小さな縦長のスリットを入れると、なお宜しいかと思います。
 その縦長スリットですが、スカートの下端まで達するもので無い方が良いです。
 見え過ぎは、逆効果で駄目なのです。
 勿論、ミニスカート前後の縦長スリットは、如何にも露骨になりますから、それは、絶対、避けます。
 うーん、このデザインだと、もう抜群の売れ行きになると思います。
 それと、願わくば、ミニスカデザイナーは、男の職人を当てて、男の気持ちを忖度するようなミニスカートを製作して欲しいです。
 そうすれば、売り上げは、三倍位になると思います。
 ところで、大昔は、ブラジャー等の紐が見えるのは、だらしなくて、良くない装いでしたが、今では、ヒモが見える装いを、かなり頻繁に見かけます。
 きっと、紐が見えた方が良い、と言う男の意見が、メーカーに採用されたのだと思います。  
 実際、紐を見ると、私などは、何故か、ホッとして、親近感と同時に、興奮します。
 これは、説明し難い、妙な感覚ですが、ヒモを出しっぱなしにしている、だらしない女、そんな女性にも、男は、魅力を覚えるようです。
 それと、もうひとつ。
 大昔、年配の叔母さん達が、よくシミチョロをしていました。
 スカートの下端に、下のスリップが少し見えたのです。
 恐らく、着古した娘の長いスリップなんかを、母親が拝借して、着てたのでしょう。
 叔母さん達のシミチョロには、特に感想はありませんでしたが、若い子が、何かの折りに、スカートを翻して、シミチョロをすると、男の私は、胸が痛くなり、ドキドキしたものです。
 これも、メーカーが、素早く、その事実を捉えて、シミチョロタイプのスカートを発売しました。
 それは、極めて俊敏な判断、英断でしたね。
 さて、昨日も、混んでるモールで、若い子が、シミチョロスカートを穿いているのを目撃しました。
 でも、もう、余り胸はドキドキしませんでした。 
 何故なら、そこら中で、白いレースの人為的シミチョロを頻繁に見るようになりましたから、もう、飽きて反応しなくなってしまったのです。
 それは、ブラジャーの紐も同じです。
 何時でも見えるようになると、価値は低下して、もう胸がドキドキしないのです。
 えっ? 折角、女性が努力しているのに、男は我が儘だって。
 うーん、でも、飽きるのが男なんです。本能だと思います。悪しからず。
 ところで、関係ない事だが、最近、余り、スリップを見なくなりましたが、それは、私の愛人だけ事なのか、それとも、全女性がスリップを着用しなくなったのか、よく分かりません。
 綺麗なスリップは、女性の曲線を、一層美しく見せてくれますので、それを着用する女性が減るのは、スリップファンの私としては、とても残念です。
 さて、今日は、ネットで調べ物をしてから、ブログを書くつもりでしたが、心ならずも、横の広告に心を惑わされ、ミニスカの記事となってしまいました。
 それにしても、美しい女性の装いは、楽しいですね。
 男は、それに騙されて、虚の大波に翻弄されて、漂う事で、無上の快楽に浸る事が出来ます。
 要約すれば、その女性の美しさが、男の活動本能を刺激して、それが、科学文化の発展に繋がった事は、大いに肯定出来る事と思います。
 うん、でも、まあ、このペンシルスカート、なかなかユーモアがありました。  


<あの、そうすると、上州無線さんのお気に入りの服装は、ミニスカですか>
<それもあるけど、ウェストが引き締まった、紺のツーピースも好きだよ>
<よく見るビジネススーツですね。それは、また、どうしてですか>
<うん、それはね、見るからに真面目そうな女性の、違う場面を想像するからだよ。その対比に、男は興奮するんだ。その究極は、喪服で、喪服の女が綺麗に見えるのは、そう言う事なんだよ>
<今日は、何か哲学的思索的ですね>
<うん、君も歳取れば、やがて、そのイメージを理解出来るようになる>
<でも、歳取って分かっても、肝心の実行力が無いのでは、いくら哲学的でも空しいですね>
<古稀を誤解してるね。あのな、古稀の威力はすごいんだぞ>
<とても信じられませんね>
<急用は無いけど、これで失礼するよ>


俳句


ミニスカの 後ろ姿を 目追いする