上州随筆俳句

 長くアマ無線をやってきましたが、一昨年、電信愛好家のためにパソコンによる電信自動送信装置「CWBOARDKK」を作りました。
 本ブログには、アマ無線の活動及び古稀世代の色々な方面について、感じたままの随筆と俳句が書いてあります。
 

必需品

 今日は、三ヶ月毎の定期検診に行ってきました。
 やるのは、血液検査だけです。
 痛風の方は、もう完全に縁が無くなりましたが、尿酸値を下げる薬は、生きてる限り飲まなくてはなりません。
 私は、人様と同じものを食べても、尿酸値が多くなる体質なので、仕方ないです。
 さて、受付には、私のお気に入りの子が、今日も愛想良く応対してくれました。
 最初は、この子、余り愛想良くなかったのですが、段々と、私に懐いてくれ、今では、ホテルにも誘えそうな雰囲気すらも漂っています。
 細いウェストと、ペッチャンコのお腹が、超魅力です。顔も可愛いです。念のため。
 上州無線さん、妄想がひどいですね。
 そんなことはない。厳正なる事実だよ。
 さて、この時期、待合室に居る人は、市の無料健康診断で来てる人と、一般外来で来てる人とに、大別されます。大体、年齢が私よりは、上の人ばかりです。
 それで、その人達を観察すると、大変な病気か、そうで無いかは、一目で分かります。
 健康な人は、必ず、美しいです。瑞々しく、僅かですが、色っぽさも感じます。対して、不健康な人には、何の輝きもありません。
 色気を失ったら、人生終わり、と言うのは、まさに本当だと思います。
 さて、まずは処置室で血液を採りました。それから、更に待つこと50分、診察室に呼ばれました。
 結果の表を見ると、特に、異常はありませんでした。 
 ほっと、一安心ですが、プリントアウトされた表に、HbA1cの検査項目が欠落していました。
 医師に、それを言うと、
「あなたは、糖尿病では無いので、それなのに、糖尿病の検査をすると、保険関係機関から、クレームが来るのです」
 うーん、説明されて、事情は分かりましたが、妙な気もしました。
 でも、気心の知れた医師でしたから、
「まあ、そう言うことなんですが、貴方が希望するのであれば、今すぐに数値を求められますし、また、次回から、HbA1cの検査もしますね」と言ってくれました。
 有り難いことでした。
 ところで、保険医療は、日本の誇る医療システムですが、妙な、不合理な面もあるようです。
 ずっと前ですが、体の調子が少し悪かったので、血液検査をして、何か悪い部分があるのかどうか、調べたいと思いました。
 それで、近くの医院に行って、血液検査をしたい、と言いましたら、
「病気の人なら、血液検査は出来ますが、そうでない人には、出来ません」と言われました。
 要するに、健康な人に血液検査をした場合は、病人では無いから、保険請求は出来ないので、当医院では実施しません、と言う意味でした。
 でも、予防医学的に言えば、病気になる前の健康診断は、大切なことなのに、それに保険がきかないのは、実に妙です。
 即ち、保険診療は、病気の場合にのみ、保険が効く、と言う訳です。
 となれば、何でも病気にしてしまえば、保険が効いて、患者が払う医療費は、少なくなり、また、病院の収入も増大する、と言う事に、誰でも容易に気付きます。
 例えば、一番分かり易いのは、出産です。
 出産は、自然現象であり、病気ではありません。となると、その部分には保険は効きません。
 そこで、時間を沢山掛ければ、産めるのに、それを病気と診断し、帝王切開をしたら、どうなるでしょうか。
 そうすれば、患者も保険適用となり、自分が払う費用が少なくて済みますし、病院にも手術料、その他が入ります。
 また、妊婦が何十時間も分娩室を占領する事も無くなります。同時に、ベッドの回転率も上がり、病院には好都合です。
 患者自身は三割負担で済みますが、それは帝王切開の費用自体が安くなった訳ではありません。病院は、費用を割引した訳では無いので、全額、保険機関からお金は、もらいますから。
 ですから、この事実は、保険システムに、ますます膨大な負荷を掛けることになります。
 ネットで調べると、帝王切開の実施率は、平成20年 23.3% となっています。また平成8年 14.7%です。
 年々、帝王切開の実施率は増加していますので、最近は、もっと多くなってるかと思います。
 これは医療の発達で、帝王切開が安全な手術になったからですね。
 でも、ふと思うのですが、23%の妊婦が手術をしなくては、出産できないというのは、少々、妙な気がします。
 約五分の一の女性が、自然分娩が出来ないなんて、本当ですかね。
 そんなに日本人女性は、お尻、骨盤が小さいのでしょうか。 
 でも、例え、見かけの骨盤は小さくても、出産時に、女性の骨盤は、恥骨結合と仙腸関節などが緩んで、大きく左右に開きますので、時間はかかりますが、産める筈です。
 まあ、異常出産もありますから、帝王切開が、どうしても必要な場面はあると思いますが、それにしても、もう少し、その帝王切開の手術数は少なくても、良いのかなと思います。
 因みに、帝王切開は、麻酔術が発達してから、行われるようになりました。
 それはそうですよね、生身の腹を割かれては、いくら女の人が我慢強くても、手術台から、必死の思いで逃げますよね。
 ところで、帝王切開という名前は、カエサルの話から出たと言われてますが、これは明らかに嘘ですね。
 第一、カエサルの時代、そんな昔に、麻酔法は発見されておりません。また、外科手術も未熟でしたから、腹を開くなんて手術は、したくても出来なかったのです。
 因みに、紀元前頃は、死んだ妊婦の腹から、赤ん坊を取り出したことはあったようです。死ねば痛みは無いですから。
 さて、先進国アメリカは、医療費が高くて、盲腸の手術が100万円だそうですが、日本も、医療費が年々高くなっていますので、このままで行けば、将来は、そうなると思います。
 現下の保険システムは、何処かの時点で、革命的改善をしないと、もう保たないと思います。
 ベンツに乗るのは、お医者さんと、その筋の人だけ、からも分かるように、国民の税金が、極めてアンバランスに使われているからです。
 医療業界も、資本主義の社会である以上、病院は自由競争の形態にしなくては、医療費が、どんどん値上がりするのは、誰でも分かる、当然の事ですね。
 また、坊主と医者は、殆ど無税に等しいと言われますが、この辺も見直す必要があると思います。  
 会計を待つ間、ふと、あと10年経ったら、此処に居る人達は、どの位、残っているのかな、と思いました。 
 間違いなく、半分は亡くなって居る、と思いました。
 更に、20年経つと、私も含めて、殆どの人は亡くなって居ると思います。
 そういう事であれば、やれやれ、人生とは何なのでしょうか。
 未だに、何も分かりません。
 病院に来ると、そんな事ばかりを考えるようになるので、ホント、病院は嫌です。
 こんな事、考えていると、気持ちが、どーんと、超鬱になります。
 やはり、男は、美しい女性のことを考えている時が、一番、幸せのようです。
   


俳句


色気とは 人生生きる 必需品