上州随筆俳句

 長くアマ無線をやってきましたが、一昨年、電信愛好家のためにパソコンによる電信自動送信装置「CWBOARDKK」を作りました。
 本ブログには、アマ無線の活動及び古稀世代の色々な方面について、感じたままの随筆と俳句が書いてあります。
 

緊急時

 肩凝りは父親譲りだが、若い時は、余り肩凝りを感じたことは無かった。
 ところが、不惑を迎えた辺りから、肩凝りを、時に、感じるようになった。
 それは、座業の増加、運動をしなくなった事が、主な原因だったと思う。
 そんな時、友人が、サウナで温めると、全身の血流も良くなり、肩凝りにも効くよ、と言ったのだ。
 それから、サウナ風呂に通うようになった。
 初めての時は、さすがにサウナは熱かった。しかし、段々と慣れた。
 今は、88度位で、下から二段目の席が、私には最適である。後は、室内温度に応じて、席の位置を適宜、移動する。
 上の席ほど熱いのは、物理の基本法則ですね。
 入浴法は、自己流で、大体、十分から十五分を二回繰り返す。
 ただし、体調が良くないと感じた時は、入浴時間を短めにして一回で切り上げる。
 最初は、市内のあちこちのサウナに行ってみたが、最終的に、ホームセンター近くののサウナが、お気に入りとなった。
 此処の受付の母娘が、なかなかの美人なのも、選択の条件になった。
 顔立ちが、よく似た母娘で、並んでいると、何か、使用前、使用後の写真みたいである。勿論、母親が使用後である。
 さて、半年も同じサウナ行くと、色々慣れて来て、もう新しいことも無いから、何か退屈を感じるようになった。
 それで、退屈しのぎの一環として、色々と、何でも考察するようになった。
 初めは、他人様の持ち物の観察だった。
 持ち物を見れば、その人が、北方系か南洋系かが、ある程度、分かるのである。
 ただし、あくまで俗説理論であり、科学的な根拠は何も無い。 
 そもそも、遺伝は、それぞれの因子が混合されるから、何であれ、絶対とは言えない。
 毛と肌色の場合で言えば、毛深くて色白なら、高い確率で北方系だろうが、絶対とは言えない。
 要するに、暇つぶしです。ノーベル賞を目指した訳では無いです。 
 で、観察方法ですが、正面から、至近距離で見れば、相手に失礼なので、それとなく、素早く観察しておりました。
 その貴重な研究成果を此処に書いてもよいが、女性は不快に感じるだろうから、それは止めておく。
 それで、次の観察ターゲットになったのは、脱衣場での脱ぎ方でした。
 見ていると、上から下、最後はパンツが基本形である。
 偶には、下から、パンツから、と言う人も居なくはない。
 若い人は、立ったまま、どんどん脱いでしまう。お年寄りは、大抵、腰掛けてゆっくりと脱ぐ。
 老齢者は、悲しいかな、立ったまま、脱衣が出来ないのである。
 立ったまま、ズボン、パンツを脱げるかどうか、此処が若者と老人の境目ですね。
 私は、勿論、立ったまま脱いでますよ。脚力は強靱です。何しろ、片足立ちで相手を投げる内股、払い腰が得意技でしたから。
 次に、着る時は、どんな順序なのか、である。
 これは、まず、パンツを穿くというのが、7割位。シャツからと言うのが、だから、3割位である。
 私も、まず、パンツからである。
 何故、パンツが一番先なのかって?
 それは、パンツを穿いてしまえば、一応、安心出来るからだ。
 もし、突然、大地震が来ても、このまま、外に走り出すことが出来る。
 即ち、パンツさえ穿いていれば、男なら、表の道路に出ても、少しも恥ずかしくないからだ。
 一方、シャツだけ着てる場合、そのまま走り出すのは、何か心許ない感じがする。
 パンツを穿いてないと、股間がブラブラするし、他人に見られれば、やはり、恥ずかしいからだ。
 恥ずかしいからと、手で隠すのは、女性は美しい絵になるが、男は馬鹿げだ。  
 えっ、大地震のような災害時に、人は、そんなことを考えるかって?
 まあ、頭の上から、いきなり、柱が倒れて来たなんて言う場合は、咄嗟のことだから、何も考えずに逃げるでしょうね。
 でも、そうで無い場合、人は、なかなかな羞恥心を捨てることは無いと思いますよ。
 よく例に出されるのが、昭和初期の白木屋の火事です。
 当時は、着物でノーパンが女性の普通の格好でした。で、火事になり、救助ネットに飛び降りようとしたら、下で、大勢の野次馬が見ているので、恥ずかしくて飛び降りられず、結果、焼死したという伝説です。
 まあ、これは、半分嘘、半分本当の伝説かなと思います。
 また、ロープを伝って降りる途中、強風で着物の裾がまくれ、恥ずかしいので、片手で股を押さえようとして、転落したとの新聞記事もありました。
 これは本当かも知れない。 
 片手で体重を支えるのは、男でも至難の事ですから、墜落しますね。
 この記事から推測すれば、ロープで避難する時でも、羞恥心はあったんでしょう。
 この火事の後、白木屋は女性職員にズロースを穿くことを義務づけたとありますから、それからすると、ある程度、羞恥心説は、信憑性もありますね。
 更に、他の例として、女性の投身自殺の場合、水に飛び込む前に、両膝を紐で固く縛ると言う、言い伝えがあります。 
 もう死ぬ訳ですから、何でもいいじゃないか、と思うのですが、そうでは無いようです。
 死んでから、女の股が開いているのを見られたくない、と言う訳です。
 これは、紛れもなく羞恥心でしょう。
 即ち、人は、緊急の場合にも、羞恥心を捨てきれない場合がある、と言う事です。
 さて、脱線しました。
 要するに、脱ぐ時は、パンツが最後のが多い。
 で、着る時は、パンツが最初なのが多い、と言う事です。
 さて、当然の事として、女性の場合はどうかなと、少し気になります。
 でも、私は男なので、調べる手段がありません。
 まあ、上から下で、服を脱いで行き、最後は、ブラジャーとパンツ、ですよね。
 それから、どうするか。
 やはり、男と同じですかね。脱ぐ時は、ブラジャー、パンツの順で脱ぐ。
 で、着る時は、パンツ、ブラジャーの順で穿く。まあ、これが正解でしょうね。
 でも、女性の場合は、大地震の時、ブラブラしないから、パンツ無しでも走れると思われます。
 となれば、先にブラジャーを付けて、その後、パンツでも、差し支えないと思います。
 まあ、男とすれば、パンツは最後の方が良いかな、と密かに期待しております。
 本当のところ、若い女性は、どうなのかなあ。
 参考にと、老妻はどうだったかなと思い浮かべるのですが、よく思い出せませんね。
 えっ? 見れば、すぐ分かるって?
 それはそうですけど、もう、括れ無しの体は、見る意欲も何も起きませんね。
 それと老妻本人も、名誉のため、見せたくないでしょう。
 


追記
 あと、湯船に入る時、体を全然、洗わない人が、結構、おります。
 それと、体に水を掛けるだけで入っちゃう人、これも多いねえ。
 これは、もう、本当に嫌だなあ。
 だから、銭湯など大腸菌多いって言いますよね。
 少なくとも、股間は、石鹸でゴシゴシと洗って欲しいです。
    


俳句


汗掻いて ひたすら耐える サウナ風呂 (で、退屈なので何か考える訳です)