上州随筆俳句

 長くアマ無線をやってきましたが、一昨年、電信愛好家のためにパソコンによる電信自動送信装置「CWBOARDKK」を作りました。
 本ブログには、アマ無線の活動及び古稀世代の色々な方面について、感じたままの随筆と俳句が書いてあります。
 

パソコン歴

 一ヶ月前、小型のパソコンを買って、暫く使っていたが、何か変だった。
 半月位して、漸く、その異変に気付いた。
 パソコン内蔵の時計が、いつの間にか、狂ってしまうのである。
 勿論、時刻は自動同期に設定してある。
 原因は、幾つかあるが、内蔵のバックアップバッテリーが故障した可能性が一番強い。勿論、自動同期のICや、コードが破壊されていれば、時間は狂ってしまう。
 それで、モールにある、K電気に行った。
 そこの修理係に見てもらった。
 若い修理係が、やってみると、やはり、正確に設定しても、少し経つと時刻は狂ってしまった。
「原因は内蔵バッテリかな」
「今は、もう、そんな欠陥品はないと思います」
「これは、新品と交換出来ますか?」
「これは、このメーカーの仕様かも知れません。つまり、ネットに繋いだ時だけ、時刻が同期されるという仕組みです」
「すると、故障では無いと・・・」
「まあ、そうなるかも知れないですね。問い合わせても、無駄かも知れません」
 メーカーは台湾だと言う。
 ネットに繋いだ時だけ、時刻が同期される・・・、それで実用になるのか。
 内心は、全く納得出来なかったが、若いあんちゃんは、人の良さそうな感じだったので、敢えて反論するのも、気の毒に思い、その日は帰宅した。
 しかし、夜、寝ながら、また考えた。
 時刻が合わないパソコンなんて、PC-9801から始まって、何十台も使用したが、一台も無かった。いくら何でも、そんなスペックは有り得ない。
 時計が狂うパソコンは、ズボンを穿いて、ミニスカートを穿くようなものだ。
 それは、何の意味もない存在だ。
 翌日、今度は、修理係では無くて、レジに行った。
 そこで、時刻が合わないパソコンは、不良品だから、新品と交換するよう、強く要求した。
「そうですか、では、修理係で故障の確認をしてくれませんか」
「それは昨日、修理係でやりました。時刻は確かに狂いますので、新品と交換して下さい」
 なおも渋る店員に、古稀青年は、ここぞと熱弁を振るった。
 私のパソコン歴は1972年のマイコンから始まって、約50年近くある事。また、お宅のチェーン店で、今までに30台近くのパソコンを買った事などを伝えた。
 本当は、15台位なのだが、数の多さが、よく分かるようにと、少しだけ誇張した。
 すると、渋い顔の店員さんの表情が、途端に、面白いほど変わった。
 微笑を浮かべ、ごく素直な表情になった。
 同じものがあるか、在庫を見て来ます、と倉庫に走って行った。
 戻って来て、同じものは無いと言う。でも、その方が良かった。台湾製は、もう使う気が無かったからだ。
 それで、結果的に、N国産メーカーの製品を購入した。
 しかし、大手の販売店でも、欠陥品を売ってる訳だから、買う側が、買った直後に、よく点検する必要があると、再認識した。 
 買ったパソコンの写真を掲載しようと思ったが、宣伝になるので、止めます。  
 それにしても、K電気さんの対応は良かったです。宣伝になるので、一応、イニシャルに止めておきます。
  
 


俳句


黄泉の国 遠きに在りや さにあらん