上州随筆俳句

 長くアマ無線をやってきましたが、一昨年、電信愛好家のためにパソコンによる電信自動送信装置「CWBOARDKK」を作りました。
 本ブログには、アマ無線の活動及び古稀世代の色々な方面について、感じたままの随筆と俳句が書いてあります。
 

レモン

 秋葉原、この名前を聞くと、アマチュア無線家なら、誰でも胸が高鳴る。
 前橋から、約100キロ位だから、新幹線で、簡単に行く事が出来る。
 それでも、学生時代は、お金がなくて、行きたくても、なかなか行く事が出来なかった。
 それで、仕事に就いてからは、何かの折り、行ける時間さえあれば、必ず秋葉原に寄るようにしていた。
 例えば、横浜辺りに出張があれば、帰りは、必ず、秋葉原に寄って帰った。
 何かの部品やリグを買う時は、すごく楽しいが、そうで無くとも、あの界隈を歩いているだけでも、とても楽しかった。
 まあ、アマチュア無線家であれば、誰しも同じだと思います。
 秋葉原は、御茶ノ水と並んで、私の青春の思い出が、あちこちにある街である。
 でも、最近というか、ここ十年位の間に、えらく変わってしまった。
 電気の街では無くて、風俗の街に、変貌を遂げつつあるのだ。街を歩くと、何とも言いようのない、寂しい思いに襲われる。
 別に、風俗店を嫌っている訳では無い。しかし、風俗は、やはり、それらしき伝統のある街、例えば、吉原等に限定してもらいたいと思うのだ。
 要するに、秋葉原では、無線の方に高い関心があるから、風俗には、その気になれないのである。
 秋葉原は、電気、機械の街で発展していくべきだと思うのだ。そう思って見たところで、私の要望など、一顧だにされないのは、よく分かっているが。
 以前は、電気店だった所に、何やら、見慣れぬ看板が掛かっている。そうして、その前に、可愛い女の子が三人、笑顔を浮かべて、何か一生懸命、配っている。
 その光景を見ると、忽ち、真面目なアマチュア無線家も豹変してしまう。
 まあ、世間並みの人の子ですから。
 美人や、可愛い女の子を見ると、全てを許してしまうと言う、男の習性が遺憾なく、発揮されてしまうのです。
 と言う訳で、秋葉原は、これから風俗店も大いに発展する事だろうと思います。
 何であれ、何処であれ、変化流転は仕方ない事です。
 今後の秋葉原は、「電気と風俗の街」、これが、秋葉原のキャッチフレーズになると思います。
 まあ、考えように依れば、電気店と風俗店の両方を楽しみたいという人に取っては、あちこち移動しなくて済みますから、非常に便利と言えば、その通りですね。
 例えば、電気店のポイントが、そのまま風俗店やデリヘルで使えるとなれば、ものすごく沢山の客が来るかも知れませんね。
 勿論、その逆、風俗店のポイントで電気製品も安くなる、も有りとする訳です。
 ただ、私自身は、電気店の方だけの利用なので、ポイント制の恩恵は、半分だけとなります。
 さて、来週、老妻と、秋葉原方面に、散策に行く予定です。
 東京は、何でもある街なので、年に、数回、行っております。まあ、確たる目的は無くて、老夫婦の気分転換ですね。
 特に、桜の皇居は、毎年、行っております。
 それで、泊まるホテルですが、それは老妻の要望で、決まります。
 老妻のホテル選定条件は、ただ一つ。
 それは、バイキングです。即ち、食べ放題のある、ホテルに限られます。
 食べ放題の無いホテルは、いくら安くても、いくら居心地が良くても、頑として拒否されてしまいます。
 なので、今回も、朝夕二回のバイキング付きホテルとなりました。
 私は、朝、それほど食べないので、食べ放題二回となると、もうウンザリです。
 でも、旅行で老妻の楽しみは、食べる事しかないので、仕方ありません。
 まあ、私の方は、秋葉原や古本街、また庭園を散策出来るので、あとは、我慢という事になります。
 老夫婦が口喧嘩しても、何の色気も無しで、時間の無駄ですから。
 でも、本音は、古風な和風旅館に泊まりたいです。木の香りが漂う、お風呂に入って、日本の懐かしい時代を偲びたいのです。
 しかし、老妻が胃でも壊さない限り、私の夢は実現しそうもありません。



  
俳句


バイキング 食べたらあとは 昼寝する