上州随筆俳句

 長くアマ無線をやってきましたが、一昨年、電信愛好家のためにパソコンによる電信自動送信装置「CWBOARDKK」を作りました。
 本ブログには、アマ無線の活動及び古稀世代の色々な方面について、感じたままの随筆と俳句が書いてあります。
 

婚姻届

 「結婚してから死ぬまで、熱愛が続く事は有り得ない」とは、亡くなった渡辺淳一氏が、よく言っていた事だ。
 まあ、例外はあるかも知れないが、概ね、その通りだと思う。結婚して5年もすれば、まあ、大抵、恋愛の熱愛は冷める。
 熱愛が覚めるのは、婚姻届という紙切れのせいかもしれない。紙切れではあるが、婚姻届が安心感となり、緊張感が薄れてしまうのだろう。
 これが、不倫の場合は、結構、長く熱愛が続くように思える。
 それは、男が必死になって、熱愛を長続きするように画策するせいもあるのだろう。
 例えば、妻には、決して、贈り物はしないが、愛人には、何度も惜しみなく贈り物をするとか、である。
 それと、勿論、婚姻届は出さないから、緊張感も続くしね。
 普通の恋愛の場合、熱愛が続くかどうかは、まあ、相性だろうねえ。
 ところで、人間の心は、常に、絶えず、変わって行くのが、昔からの相場です。
 だから、恋愛中の、お二人さん。婚姻届を紙切れと馬鹿にしないで、出せるようなら、早めに、婚姻届の用紙をもらって、提出した方がいいですよ。
  結婚すれば、恋愛関係とは違う世界が出現します。それは、安易な別れを防いでくれると思います。
 さて、話を戻して、その熱愛が覚めると、どうなるか。
 恋愛や不倫の場合、別れる事になるのだろう。一緒に居ても楽しくなければ、わざわざ逢う事も無くなるだろう。自然に逢わなくなって、即ち、別れる事になる。
 結婚の場合は、どうなるか。
 ここは、その夫婦によって、多種多様だろう。
 熱愛が覚めた原因が、新しい恋人の出現であれば、その夫婦は別れる確率は高いに違いない。
 年数が経って、自然に熱愛が覚めたのであれば、多分、多くの夫婦は、そのまま一緒に居る。世間の夫婦の95%は、これだと思う。
 何故、一緒に居るのだろうか。
 熱愛は無いが、相手に、愛着があるからです。
 では、愛着とは何か。愛情と、よく似てはいるが、少しだけ違う。  
 表現が難しいが、例えば、廃品回収業者を呼んで、次々に、不要品を渡していた。ふと、長く使ったスタンドを手にした時、急に気が変わって、「これは捨てないことにします」と言うのと、似てるかも知れない。 
 妻は、恋人では無いが、一緒に人生を生きる仲間なのです。
 これが、恐らく、世間一般の男の気持ちだろうと思う。
 あと、とにかく面倒くさいから、離婚せず、一緒に暮らしているという人も、相当に多いと思う。もしかすると、我が老妻は、そうかも知れない。
 まあ、結婚生活なんて、そんなもんですよ。
 これから、結婚する若い人の夢をぶち壊して、申し訳ないけどね。
 でも、人生は一度きりだ。好きな人と出逢って、楽しければ、例え、不倫であっても、それでいいと思う。
 私は古稀になったけど、今からでも、不倫してみたいな。美脚の方、居りましたら、その旨、ご一報下さい。  



俳句


不倫とは 出来ない人は 不愉快だ