上州随筆俳句

 長くアマ無線をやってきましたが、一昨年、電信愛好家のためにパソコンによる電信自動送信装置「CWBOARDKK」を作りました。
 本ブログには、アマ無線の活動及び古稀世代の色々な方面について、感じたままの随筆と俳句が書いてあります。
 

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 私は、今年、古稀72歳になりました。
 72歳というと、もう、すっかり老人という感じですが、どっこい、今の時代は違います。
 私の写真を載せれば、すぐに分かると思いますが、さすがに、それは恥ずかしい。
 それはともかく、その同じ72歳の時、川端康成氏は自殺したのです。
 1972年4月16日のことです。
 このニュースを聞いたのは、確か、私が北軽井沢の山荘に居た時です。
 自殺の原因は、不明でしたが、段々と、その情報が漏れてきました。
 それでも、自殺は個人的な事ですから、真相は、今以て、分かりません。
 本当の理由を知るには、本人に尋ねる以外、ありません。
 さて、新聞等で報じられたもので、主な自殺理由は、以下の通りです。
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 ① 日本から滅びてゆく「もののあはれ」の世界に殉じた
 ② 三島由紀夫の割腹自殺
 ③ 老醜への恐怖
 ④ ノーベル文学賞受賞による精神的重圧
 ⑤ 事故死説 
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 ①については、実に、美しい理由ですね。こんな美しい理由で、人は死ねません。
 ②は、何の影響も無かったでしょう。マスコミで報じられた割には、二人の文学観は異
  なっており、両者は、それほど親密だったとは思えません。
 ③は、写真で見ると、少しシミのある顔をしてますが、その程度の事で、自殺する人で 
  は無かった。
 ④は、これも綺麗な文学的自殺ですね。こんな事で、男は死にません。
 ⑤は、台所に布団まで持って行って、寝て、ガス管を咥えていた、または、ガス管が
  口の側に置いてあったそうですから、うっかりしての事故死は有り得ません。
 さて、偉人の死は、常にそうですが、現実以上に美化されてしまいます。
 それでは、本当の死因は何だったのでしょうか。
 私は川端さんの作品が好きで、学生の時、伊豆半島の旅行までしました。
 繊細な作品が多かったですが、実際には、なかなか豪胆で変わった人でもあったようです。
 そこから考えると、川端さんは、もっと川端さんらしい自殺をしたと思います。
 その後、数年後でしたか、ある雑誌に、川端さんの自殺の記事が掲載されました。  
 それによると、ごく若い、家のお手伝いさんに手を出して、断られたのが、自殺の原因では無いかとありました。
 これです。正に、正鵠です。
 これなら、私は、すごく納得出来ます。
 72歳の男が、自殺するには、ここまでの原因が必要なのです。
 重要な所は、ごく若い、20歳位の女性、此処が大事です。
 これが、70歳の女性に手を出して、断られたのであれば、川端氏は、決して、自殺はしなかったと思います。
 やれやれ、駄目だったか、で済んでいたと思います。
 でも、若い女性に断られるのは、辛いのです。とても辛い。とても辛い。
 72歳と言う時期は、歳を取ったけど、若い雌から、まだまだ見離されたくないと言う、意識が、すごく強いのです。
 老化したことで、雄としての根源的価値を否定されたくないのです。
 だから、若い子に振られると、ひどく落胆するのです。
 もし、私が同じ場面になったとしたら、私でも相当なショックを受けたと思います。
 えっ、何故、若い子に拘るかって?
 簡単な事です。70歳の女性では、そもそも妊娠しないでしょう。
 雄の潜在意識の中には、セックスの時、女性を妊娠させたいと言う、強い願望が、常に、あるのです。
 ところで、川端さんは、とても変わった人だったようです。
 ある時、友人であった今東光さんと奥さんが温泉に入っていたら、そこへ、突然、川端さんが現れて、黙って、同じ湯船に入浴したそうです。
 そうして、奥さんの裸を近くから、じっと眺めていた。  
 今東光さんは、豪放磊落の人でしたが、その人ですら、呆れているのです。
 「何も、俺たち夫婦が入浴してる所に、入って来なくても良いでは無いか」と。
 恐らく、変人としての面目躍如の川端さんは、若い子に振られて、落胆し、人生が嫌になり、それで、不意に、気まぐれの自殺したのだと思います。
 別の部屋には、先ほどまで書いていた、書きかけの原稿があったそうですから。
 真相は、若い子にモテなかったから自殺した、です。
 これが、自殺の本当の理由だと思います。とても良く分かります。
 ただし、真相は、あくまで冒頭述べたように、本人に聞かなければ、明確には分かりません。
 蛇足ですが、現在、72歳の私は、まだまだ元気です。
 雄としての終わりの徴候は、微塵も見えてないです。朝立ちも毎日あります。
 もし、お疑いであれば、是非、私との実地体験に応募されて、お試し下さい。
 ただし、応募の条件は、美脚の方のみに限定させて頂きます。
 (つい最近、美脚フェチになりましたので)
 ところで、現代は、栄養価の高い食事や生活改善の結果でしょうか、85歳位まで、普通に雄として活動出来るようです。
 また、これは個人差のある事なので、中には、90歳過ぎても、精力衰えずの猛者も多数いるようです。私も、是非、そうありたいものです。
 いずれにしろ、私は、当分、元気溌剌ですので、今後とも、お相手、宜しくです。
 


俳句


いつまでも 元気な雄で いたいもの