上州随筆俳句

 長くアマ無線をやってきましたが、一昨年、電信愛好家のためにパソコンによる電信自動送信装置「CWBOARDKK」を作りました。
 本ブログには、アマ無線の活動及び古稀世代の色々な方面について、感じたままの随筆と俳句が書いてあります。
 

8月5日

 終戦間近の1945年8月5日、我が前橋市は夜10時半位から明け方まで、米軍の空襲を受けました。B29爆撃機92機により焼夷弾 691トン、破砕弾 18トンが投下され、被災面積は全市の22%、被災人口は全市の65%、535人が亡くなられたと、史書にあります。
 爆撃は県庁やキリスト教会を避けてやりました。県庁は後で使うためです。後は、無差別爆撃です。戦争にも国際条約はありますが、いざ戦争となれば、そんな法律は無いに等しくなります。
 日本の民間人を爆撃したわけですから、アメリカは非難される筈ですが、東京裁判では、そんなことは無かったです。まあ、戦争後の裁判は、名前だけの裁判だというのは、よく分かります。
 でも、東京裁判は正しいと思っている人も居るのです。正に驚きです。何を考えているのでしょうかね。よく分かりません。
 アメリカ人からすると、アジア人は白人よりも下級の人種だった。だから、何しても構わんと言う思想だったのです。
 これは戦後の敗戦国の扱いを見れば、よく分かります。白人国と日本国です。
 ドイツ、イタリアには、現在、国連の敵国条項はありません。即ち、連合国の敵では無いと認めているのです。国連の味方となってます。
 対して、日本は未だに、敵国条項が適用されてます。今現在、日本は法律上、国連の敵国と認定されているのです。
 戦後、国連に対しては、アメリカに次いで、多くの資金を提供している日本は、実は、未だに国連軍の憎むべき敵国なのです。この扱いの差は、何でしょうか。
 この敵国条項を撤廃しない限り、日本の戦後は終わりません。
 でも、日本はアジア人種ですから、これを撤廃するのは至難のことと思います。
 欧米人は一神教の世界。日本人は多神教の世界。この相違を克服するだけで、どの位の時間が掛かるか、と思いますか。それは想像出来ません。
 イスラエルとアラブ諸国。2000年前から戦争してて、まだ終わらないのです。
 即ち、宗教戦争は、どちらかが居なくなるまで終わらないことを明白に示しています。
 最近、「人類は宗教に勝てるか」と言う本を読みました。
 著者は、町田宗鳳と言う国際宗教比較学者です。
 著者も、人類が宗教に勝って欲しいと思っているようですが、その道は極めて厳しいと予想しているようです。
 宗教の束縛から離れた時、人類は初めて、本当の自由を手に入れることになりますが、それは数千年先のことかも知れません。勿論、その頃まで、人類が存在していればの、話です。
 例の十字軍を初め、多くの戦争は宗教に依って引き起こされているのです。
 戦争のことを考えると、どうしても、深刻な気持ちになってしまいます。そうして、無力感を感じてしまいます。
 今後の世界情勢は本当に厳しいと思います。
 今、アメリカと日本で世界資源の約60%を消費しています。ここに、13億の中国が発展して、日本と全く同じ経済レベルになったとします。
 すると、世界に新しく13個の日本が出来ることになります。
 これはもう完全に資源は足らなくなります。どうしますか。戦争するしか無いです。
 それとも、中国に貧乏のままでいろ、と言えますか。無理ですね。
 主要国は、黙っていますが、この将来の予想を、既に把握していると思います。
 今後の問題は、人類がどのように、この問題を解決出来るか、です。
 もうお終いにします。 
 やはり、若い女の子のことを考えているのが、古稀青年には相応しく、また健康的なようです。
 各地で終戦行事が行われているので、つい考えてしまいました。

俳句

戦争で亡くなられた方に合掌
(俳句は無いです)