上州随筆俳句

 長くアマ無線をやってきましたが、一昨年、電信愛好家のためにパソコンによる電信自動送信装置「CWBOARDKK」を作りました。
 本ブログには、アマ無線の活動及び古稀世代の色々な方面について、感じたままの随筆と俳句が書いてあります。
 

ラジオ少年は何処に


 さて、戦後のラジオ少年は何処に行ってしまったのでしょうか。
 やはり、それは給料の良い方面に行ってしまった訳です。で、それは主に医学部です。医者になれば、間違いなく高給勤務医、開業すれば、世間とは隔絶した金持ちになれますからね。
 私の近所にも開業医が居りますが、辺りを睥睨し、お城のような豪邸です。うーん、誰しもこんなお家に住みたいと思うのは無理ないです。
 進路は個人の希望なので、自由に選択するのは良いと思いますが、でも、優秀な人が医学部ばかりに集まり、科学や政治の分野に行かなくなると、結局、国は衰弱していく事になります。
 これはやはり困る事です。
 それと現在の医師養成システムにも大きな問題があります。例えば、医学部の学生は、文化部、運動部にしても、他の学生とは別の医学生専用の部があり、そこで活動します。他学部の学生とは別空間なのです。もう初めからエリート扱いなんです。
 そのエリートに、我々庶民が診てもらう訳ですから、時々、医者の高きプライドに遭遇し、当惑する事が多いのは、当然の事です。
 要するに、医学生の時から、上から目線で育ってる訳です。
 それでは、医学部以外の他学部にも優秀な学生が行くようにするにはどうしたら良いのか。
 その対策は、ごく簡単です。第一は、医者の給料を下げる事で、直ちに解決します。これで、優秀な受験生が医学部に集中する事は、無くなります。
 第二は、医師養成数を今の5倍位します。医師の数が増えますので、社会のエリートでは無くなります。
 すると、給料も安くなり、またエリートでも無くなるので、医師になろうとする人の数は激減する事になります。
 対策は、すごく簡単です。でも、この実現に、日本医師会は猛反対してます。それはそうです。自分たちの既得権が奪われ、エリートで無くなるからです。
 これは、今話題の獣医師会も同じ構図です。獣医師が不足している現状がありながらも、獣医師数を増やす事に賛成しません。理由は、獣医師数が増えれば、自分の収入が減るからです。このように賛成しない理由は明白です。
 しかし、日本の将来を考えると、色んな意味からも、現在の医師の待遇を下げる事が不可欠の事になります。
 でも、日本医師会は日本最大の政治圧力団体なので、政治家の皆さんは、殆ど動く気はありません。
 なので、現状は、このまま続き、医者の給料を支えるために、医療費がますます高騰して行きます。アメリカの医療費が天文学的に高いのは有名です。日本は、今、その後を真似して追いかけているのです。
 いずれにしろ、20年位すると、国家予算が医療費のために破産しますので、医薬品業界と医師養成課程を改革する時期が、日本に訪れる事は間違いないです。
 でも、その前に、工学、科学技術大国としての日本は、人材不足で崩壊している筈です。
 医学部、医師の問題は、単に医者個人の問題ではないのです。国全体の将来にに関わっているのです。 
 余り医者の悪口言うと、手術の時に、仕返しされそうですね。
 そう言えば、5年前、軽い脱腸手術をしましたが、麻酔が効かず、ひどく痛かったです。あれは、もしかして麻酔薬を使わなかった?
 もう医者への悪口が聞こえていたのかも知れません。
 なので、これから長く生きる皆さんは、医者の悪口を言わない方が良いですよ。
  
  
      俳句

でも私 やはり医者に なりたいな