上州随筆俳句

 長くアマ無線をやってきましたが、一昨年、電信愛好家のためにパソコンによる電信自動送信装置「CWBOARDKK」を作りました。
 本ブログには、アマ無線の活動及び古稀世代の色々な方面について、感じたままの随筆と俳句が書いてあります。
 

76とは何か


 76でピント来た方は、恐らく私と同世代の方でしょう。そうです、真空管の事です。詳しく言えば、傍熱型三極真空管です。ラジオの時代にはよく使われました。
 UZ6C6、UY76、UZ6ZP1、KX12Fの並四級式ラジオは中学校の時に作った記憶があります。
 この76を使って、私はモールス用の低周波発振器を作りました。中学二年の時だったと思います。回路図は、電気通信術の最後に書いてあったものです。
 こんなものでも、中学生の私にはなかなか難しくて、さんざん苦労した挙げ句、やっと鳴り出した時は、その音にびっくりしました。500ヘルツ位の音でした。一寸低すぎるので、グリッド抵抗を変更して800ヘルツ程にしました。
 これで、友達と理科室でモールスの練習を始めました。放課後から夕方まで練習しました。もう60年近くも前の事です。電信の事を聞ける人が居ませんでしたので、全て手探りでした。
 アルファベットから始めましたので、今でも欧文の方が得意です。中学辺りから暗記受信の練習すると、モールス音を解読する感じではなくて、聞いたままと言う感じになります。
 それに対して、和文は、20代の終わり位に、一アマを受けるために練習したので、筆記受信の練習となり、今でも解読または翻訳と言う意識があります。
 小学校の低学年辺りから電信の練習をすれば、日本語と同じようになるかもしれないと思います。
 回路図を載せました。大変懐かしいです。 


      
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黄昏の 理科室の窓 夕日射す